慢性閉塞性肺疾患の生活療法ポイント

慢性閉塞性肺疾患とは、たばこの煙など毒素の吸入により免疫反応が続いた結果、破壊された組織と増えたたんなどによる気道閉鎖がおこりやすい状態です。ここは慢性閉塞性肺疾患の生活療法ポイントを解説しますから、ぜひ読んでいただけませんか。

慢性閉塞性肺疾患の患者さんは、呼吸をするのに、 健康な人よりも多くのエネルギーが必要になります。また、栄養不足では、呼吸筋も痩せて、身体全体の体力も落ちて、治療が上手く行かなくなります。十分な栄養がとれるように、食事のやりとりを工夫してみることも重要です。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんの食事の基本は以下の6つのポイントが必要です。

高エネルギー
高たんぱく
高ビタミン
でんぷん質の主食
タンパク源となる主菜
野菜を副菜にという組み合わせ

以上の組み合わせを基本に献立を考えていきます。一度にあまり食べられない人は、日に5回、6回と分けて、少しずつ食べられるようにすれば、栄養不足はかなり解消できるはずです。食べたものを消化するにも酸素が必要ですから、一度に食べる量が少ないほうが、酸素も少しですみます。

それに日常の運動や活動的なことが大切です。これは食欲の湧いている原因です。 無理のない範囲で歩くなど、身体をなるべく動かすのは、呼吸リハビリテーションにも、食欲促進にも役立ちます。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんは、風邪のきっかけに症状が著しく悪くなることもあります。うがいや手洗いなどの日常的な風邪の予防に加え、インフルエンザの流行するシーズンには、予防接種を受けて備えるようにしましょう。急性増悪の兆候を察知したら、可能なかぎり早く受信して、軽症のうちに症状を抑えることが大切です。