慢性閉塞性肺疾患の運動療法

性閉塞性肺疾患(COPD)とは、気管支や肺が炎症によって障害される病気の総称です。この病気を患うと、肺胞や気管支炎に障害が起き、呼吸がうまく正常にできない状態になってしまうことがあります。

適度な運動は、呼吸リハビリテーションの一環です。体を動かすと、呼吸に関係する筋肉をきたえるので、息切れの悪化を抑える効果があります。ここでは、患者が簡単にできる運動を紹介していきます。

運動の基本は歩行訓練、かんたんにいえば散歩です。散歩の前に、必ずウオーミングアップとストレッチ体操を20分程度行いましょう。交通量が少なく起伏の少ない安全なコースを選び、はじめはゆっくりと20分くらいの散歩からはじめて、慣れてきたら歩くスピードを速くします。スピードは多少息切れを感じるくらいのスピードが効果的ですが、苦しくなったり動悸を感じたらスピードが速すぎるので休みます。散歩の後は約10分クールダウン。これを週3回以上、2か月続けます。すると、いままで苦しくて歩けなかった距離を、楽に歩いている自分に気づくはずです。COPDのような病気になっても正しく運動を続ければ息切れを克服することができます。運動はあなたの息切れと健康状態を改善するために欠かすことのできない治療手段です。